1. なぜ、大人になると乾燥肌になるのか？
――年齢とともに変化する肌のしくみと“本質ケア”の必要性
はじめに
「年齢を重ねるほど、肌が乾燥しやすくなった気がする」「昔よりも化粧水の浸透が悪い」「どんなに保湿しても、夕方には頬や目元がつっぱる」――
こうしたお悩みを抱える方は、実はとても多いのです。a.o.e organic cosmeticsでは、30代～50代のユーザーを中心に、乾燥や敏感肌のお悩み相談が多く寄せられます。「年齢を理由に肌の調子が下がるのは当たり前」ではなく、なぜ年齢とともに乾燥が進むのか、その背景を“専門的”に理解することが、美肌への第一歩です。
皮膚科学から読み解く“肌のうるおい”の仕組み
私たちの肌は、大きく「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。そのうち、うるおいを守る主役は“表皮”のもっとも外側にある角質層です。
角質層はたった0.02mmほどの薄い層ですが、「水分を保つ」「外部刺激をブロックする」という極めて重要なバリア機能を果たします。
【バリア機能を支える三大要素】
- 角質細胞間脂質（セラミドなど）：細胞同士の隙間を埋め、水分を抱え込む役割。
- NMF（天然保湿因子）：アミノ酸や尿素など、水分を引き寄せる性質。
- 皮脂膜：皮膚表面に薄く張る天然のオイル膜。水分の蒸発を防ぐ。
年齢とともにバリア機能が衰える理由
なぜ、年齢とともにこのバリア機能が低下し、乾燥肌が進むのでしょうか？
主な理由は次の5つです。
1. セラミドなど細胞間脂質の減少
20代をピークに、加齢とともにセラミドの産生量は減少します。これが「保湿しても追いつかない」「化粧水だけでは物足りない」と感じる理由です。
2. ターンオーバー（新陳代謝）の乱れ
若い頃は約28日周期で生まれ変わる角質層ですが、加齢や紫外線、ストレスなどでサイクルが遅延・乱れやすくなります。古い角質が残ることで、水分保持力が低下。ごわつきやくすみ、乾燥が目立つ原因に。
3. 皮脂分泌量の低下
女性は30代以降、ホルモンバランスの変化によって皮脂分泌が減少します。これにより、皮脂膜が薄くなり水分の蒸発が進むため、乾燥が加速します。
4. NMF（天然保湿因子）の減少
NMFも年齢や洗顔のやりすぎ、外的刺激などで減少。角質層自体が“カサカサ”したり、ゴワつく感覚が強くなります。
5. 外的要因の蓄積ダメージ
紫外線、エアコン、ブルーライト、マスク生活など、日々の小さなダメージが積み重なり、バリア機能が弱まりやすくなっています。
乾燥肌が“敏感肌”に傾く理由
乾燥が慢性化すると、肌表面の隙間が広がり、外部刺激（紫外線、花粉、化学物質など）が侵入しやすくなります。結果として炎症や赤み、かゆみが起こりやすくなり、「乾燥性敏感肌」の状態に陥りやすくなります。
a.o.eの考える“大人の乾燥肌”への本質的アプローチ
a.o.e organic cosmeticsは、この「年齢とともに低下するバリア機能」に着目。
**単なる保湿ではなく、「角質層の質」「ターンオーバーの正常化」「セラミドなどの“うるおい因子”をしっかり補う」**という、“本質ケア”を提案しています。
【a.o.eの主なアプローチ】
- 天然セラミド・植物性オイル配合で肌バリアを強化
- ハーブや発酵エキスでターンオーバーをサポート
- リポソーム技術による“角層への導入”強化
- 刺激を与えない洗顔・クレンジング設計
a.o.eの製品は、エイジングケア世代のリアルな乾燥や敏感肌を徹底的に研究し、
“肌本来の力”を目覚めさせることで、「与えるだけ」ではない“変化”をサポートします。
年齢肌を美しく保つために――生活習慣にも注目
乾燥やバリア機能低下を防ぐためには、日常の生活習慣も大切です。
- バランスの良い食生活（ビタミン・良質な脂質の摂取）
- 質の良い睡眠
- 適度な運動、血行促進
- 紫外線対策、乾燥対策
これらにプラスして、正しいスキンケア（洗顔～保湿～エイジングケア）をコツコツ継続することが、「年齢を重ねるほどに美しくなる」秘訣です。
まとめ
大人の乾燥肌・敏感肌は、単なる“肌質”の問題ではなく、**年齢とともに変化する肌の生理・構造に根ざした“自然な現象”**です。だからこそ、そのメカニズムを知り、“肌の土台”から丁寧に向き合うことが何よりも大切。
a.o.e organic cosmeticsは、
「肌が乾くのはもう年だから」とあきらめず、“自分史上最高のうるおい肌”を目指せる本質的なサポートをこれからも届けていきます。